医療用バネ・スプリングのVA・VE事例

Ⅱ.医療用バネ・スプリングの品質向上事例

■ 圧縮コイルバネの先端部設計変更による品質向上

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< 圧縮コイルバネの先端部改良前 >

通常の圧縮コイルバネ・圧縮スプリングの場合は先端部分が外に突き出てしまうことが多くありました。これによって、他の部品と接触し破損したり、作業者が手を切ってしまうなどのトラブルが起こる事がありました。

圧縮コイルバネ・圧縮スプリングにおいて、先端部分が突き出てしまっているために、バネ・スプリングの回転動作中に突き出た先端部分と他の部品が接触し傷をつけてしまったり、取り扱う際に怪我をしてしまうといったトラブルがありました。また、医療用や電子部品などのマイクロバネ・マイクロスプリングなどは接触によって先端部が破損してしまう場合もありました。

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< 圧縮コイルバネの先端部改良後 >

圧縮コイルバネ・圧縮スプリングの先端部分を中心方向に“への字”に曲げることによって、トラブルを回避することができます。

圧縮コイルバネ・圧縮スプリングにおいて、先端部分の径をコイル外形よりも大きくし、中心方向に“への字”に曲げることによってバネ・スプリングの回転動作中に、突き出た先端部分が他部品と接触して傷をつけてしまうトラブルを回避することができます。特に、医療用や電子部品などの微細なマイクロバネ・マイクロスプリングの場合にはバネ・スプリングの破損を防ぐこともできます。

マイクロバネやマイクロスプリングと呼ばれる、医療用や電子部品に使用される微細で精密なバネ・スプリングの場合は特に取り扱いに注意が必要です。バネ・スプリングの先端部分が突き出ていることによって、他の部品や作業者の手と接触することで破損してしまう可能性もあります。設計段階からトラブルを回避できる設計にすることが必要になります。

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