医療用バネ・スプリングのVA・VE事例

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■ バネ・スプリングの曲げR変更による折損対策

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引張りコイルバネ・スプリングのフック立上げRの大きさは、そのバネ・スプリングの製品寿命に直結します。フック立ち上げの立ち上げRが小さい場合、フックに繰り返し曲げの負荷が集中し、折損が発生しがちになります。その対策として、フック立ち上げのRを大きくすることが考えられますが、引張りコイルバネ・スプリングのフック立上げRを大きくするには、線径、コイル径などの設計条件とスプリング加工機の能力により、限界があります。

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特殊ツールを用いて、引張コイルバネ・スプリングのフック立ち上げRを大きくすることで、折損の発生を抑えることができます。引張コイルバネ・スプリングのフック立ち上げのRを大きくすると、繰り返し曲げの際、応力の集中を避け分散させることができるので、バネ・スプリングの長寿命化を図ることができます。

従来はフォーミングマシンにて引張コイルバネ・スプリングの成形を行った後、手作業でフックの曲げ加工を行っていました。しかし、上記のような特殊ツールを用いることでフックの曲げ加工までを機械で加工することができるので、コストダウンにもつながります。

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