医療用バネ・スプリングのVA・VE事例

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■ 引張バネ・スプリングのフック形状変更による組付け性の改善

引張バネ 

< 引張バネ・スプリングのフック形状変更前 > 

引張バネ・スプリングのフック部分において、相手部品への組付け性が悪い為、作業性が低下します。

引張バネ・スプリングのフック部を、相手物の穴やシャフトに引っ掛ける様にして組み付けられる場合、組付けスペースが狭いと片手作業となってしまいます。その為、引張バネ・スプリングのフックの切り欠き部に上手く相手物を挿入できず、作業性が低下してしまいます。

↓

 

引張バネ・フック部変更1  引張バネ・フック部変更2

 

引張バネ・スプリングのフック先端部を長くし、フック切り欠き部へ相手物を挿入する際のガイドとして利用することで、引張バネ・スプリングの相手物への組付け性を改善することができます。これにより、片手でも作業を行う事ができるようになります。

上記設計変更を行っても引張バネ・スプリングは荷重条件の変更もなく、容易に組付け性のみの改善を行う事ができます。

省スペース化を目的とした製品の小型化の際には、組み立ての相手物を小さくするのでバネ・スプリングとの組付け性の低下が問題となる場合があります。荷重条件を変更なく、バネ・スプリングの設計変更を行い、組付け性を改善する事が重要となります。

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